中国の古い医書(黄帝内経)によりますと、運気(気候)は健康への影響が大きいとされ、全体の約1/5にあたる箇所に記載があります。
干支は東洋医学と関連があり、大寒(たいかん)の1月20日頃よりその年の運気に変わります。
2018年の干支は戊戌(つちのえ・いぬ)です。一般的に戊(つちのえ)の年は暑くなると言われていますが、
古典によりますと戊戌(つちのえ・いぬ)の年は斉化平気という穏やかな気候とされていました。
しかし、その季節が強く現れる近年の異常気象が続いております。
2017年は桜の開花が遅く4月に入ってからでした。
関東は雨が少なく、梅雨があまりはっきりせず早く夏が来ました。
しかし線状降水帯と呼ばれる集中豪雨による災害を被られた地方も少なくありませんでした。
夏は猛暑日もありましたが後半はそれほどでもなく、残暑はほとんどなく、9月の上旬より涼しくなりました。
そして12月は例年よりもかなり寒く、「12月ってこんなに寒かったっけ?」というほどでした。
2018年は1月下旬に日本中のほとんどの地点でマイナスを記録するほどの寒い日が続きました。
桜は3月下旬に早く開花し長期間咲いていました。梅雨に入って涼しい日が多かったのですがここから一気に暑くなります。
観測史上はじめて6月下旬に梅雨が明け、7月に熊谷で41.1℃の観測史上最高気温を記録しました。
西日本では大降雨被害、9月上旬頃まで全国的に非常に暑くなってしまい、
台風が毎日発生し、超大型の20号、21号(各地で観測史上1位となる暴風を記録)、
24号は列島縦断して甚大な被害(静岡県の大停電や塩害による発火)をもたらしました。
秋は比較的暖かく過ごしやすく、12月に入り寒くなりましたが例年より暖かい冬が訪れています。
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